Codima Toolbox は9つの機能モジュールで構成され、全てを網羅する
スケーラブルな機能でネットワーク管理業務の効率を大幅に向上します。
ネットワークの自動検出
ネットワークデバイスの検出はCodimaToolboxの基本機能で、エージェントレスでネットワーク上にあるコンピューター、プリンター、ルーター、スイッチ等の情報を簡単に検索でき、WEB及びMicrosoft Visioで分かり易い形式で表示されます。また、対象機器のSNMPやWMIを有効にすると、より詳細な情報を収集することが可能になります。
ネットワークの視覚化
ネットワークトポロジーマップは、ネットワーク検出後に自動作成されます。
■ WEBマップは、ブラウザーのグラフィックス言語SVGで高速に描画されます。デバイスをドラッグして、接続リンクをリアルタイムで辿ることができます。中規模のネットワークマップの場合はミリ秒、大規模なネットワークマップの場合は 1、 2 秒で描画されます。ドラッグ編集も同様に高速です。
■ Visioマップでは、Microsoft Visioが使用されます。Visioは非常に柔軟な図面パッケージで、様々なネットワークトポロジーのドキュメント化に適しています。ネットワーク検索では、Visioダウンロード機能を使用してToolboxから表示できるVisioマップが作成されます。Visioがインストールされている場合、ユーザーは完全なVisio編集機能を利用できます。
インベントリと資産管理
CodimaToolboxは、ソフトウェアとハードウェアの詳細なインベントリを自動的に作成するうえ、MySQLデータベースに格納し、全てのネットワーク資産をトラッキングできるようにします 。また、ネットワーク監査で活用する為に、ワンクリックでフィルタリング及び分析が可能です。非常に柔軟で分かり易く、他のソリューションと異なり、標準フィールドと同じように扱われるカスタムフィールドの追加も可能なうえ、フィールドタイプに制限ありません。
インベントリITILとCMDB
CodimaToolboxITILとCMDBは非常に強力なIT資産管理ツールであり、アカウント、エンジニア、在庫管理、ネットワークサポートで使用できるネットワーク検出に詳細を追加します。トレーニング必要な多くの既存のソリューションと対照的にCodimaToolboxは非常に使い易いです。また、CMDBの一括インポート及びエクスポート機能を使用すると、他のツールとの統合も簡単に行えます。
CodimaのITILフレームワークは、生産性と可視性を向上させ、展開されたソフトウェアとハードウェアに関するセキュリティ上の懸念に対処する為、ITILフレームワークは面倒なプロセスを迅速、且つ簡単なタスクに変換し、インベントリシステムは検出エンジンを使用してデバイスデータベースに出力します。
なお、フィールドの広範なリストは検出エンジンによって自動設定されますが、詳細な場所、サプライヤー、金額、保証、及び廃棄やストレージ内のデバイスの状態等のフィールドをユーザーが設定する必要があります。デバイスへのITILの詳細の追加はデバイス毎に行うことも、1回の操作で任意数のデバイスを更新することもできます。
モニタリング
自動ポーリングとネットワーク監視システムはWEBマップメニューから設定されるため、監視エクスペリエンスをニーズに合わせて調整できます。完全自動のアダプティブルールベースと手動の両方のポーリングセットアップが利用可能で、最大限の柔軟性とスケーラビリティを実現します。ネットワーク監視エンジンはシステム全体で完全なマルチスレッドと時差ポーリングを使用して高度なスケーラブルで、大規模なネットワークのポーリングを容易にします。
また、セットアップ監視については、Toolboxによる監視の設定は、監視するネットワーク上のデバイスを含むマップを選択するのと同じくらい簡単で、ボタンを押すだけで監視データが表示されます。Toolboxにはネットワーク全体のパフォーマンスを素早く判断できるヘルスメニュー等、監視情報を表示する方法が複数用意されています。
アラートチケット
CodimaToolboxはネットワーク監視からのネットワークアラートとSyslog等の外部アラートを纏め、CodimaToolboxのWEBマップやプローブを含むシステム全体で分類して表示する、ゼロからの統合システムです。
また、ネットワークアラートは、CodimaToolboxによってログに記録及び処理されます。ソースにはCPU使用率が高すぎる、Ping応答時間が長すぎる、ディスクアクセスが遅い等のCodimaToolboxが生成した監視アラートが含まれます。更に、スイッチ、ルーター、ファイアウォール等のネットワーク機器からの外部アラートは、SyslogまたはSNMPトラップからのものであっても、全て処理されます。
エンタープライズビュー
エンタープライズビューでは、CodimaToolboxプローブを使用してエンタープライズ全体に広げることで実現できます。エンタープライズビュー機能は、一か所から世界規模のネットワーク検出、インベントリ、マッピング、監視等の管理を可能にし、真のパフォーマンススケーラビリティを提供します。
プローブアーキテクチャ
プローブアーキテクチャは、ネットワーク検出の地理的範囲を企業全体に拡大するために使用されます。これらはローカルで表示することも、レポートを集約するために使用されるCodimaToolboxエンタープライズソリューションの一部として表示することもできます。プローブは並列で動作し、真のパフォーマンススケーラビリティと一貫したアクセス速度を提供します。展開するプローブの数に制限はなく、真のエンタープライズビューを提供します。